ポスト・コロナ時代に必要な感染抵抗性検査
感染が世界中に広がり、3年目を迎えたコロナウイルス(2021年現在)。未だ収束の兆しは見えません。そして人類は世界中の英知を結集してワクチンや薬剤の開発を行っていますが、今のところ完全にウィルスを抑え込める効果は確認されていません。
ウィルスが存在していることを前提としたポスト・コロナ時代に最も重要なことは、各個人が自身の体の抵抗性を知り、それに応じた適切な行動をとることです。
感染抵抗性を獲得した人は従前と変わらない社会活動を営み、感染抵抗性を未だに獲得していない、もしくは獲得しえない人は、様々な方法で感染防御を行うことが重要になります。
われわれTriS Laboは、ポスト・コロナ時代に向けて世界で最も精緻なコロナ感染抵抗性検査(マルチ抗原-抗体検査)の開発・普及に努めています。
TriS Laboのマルチ抗原-抗体検査とは?
コロナウィルスは、主に4つのタンパク質(S、N、E、Mタンパク質)で構成されています

しかし、市場に出回っている抗体検査では、Sタンパク質に対する抗体のみ検出します。
TriS Laboが国際共同プロジェクトで開発するマルチ抗原-抗体検査は、4つの構成たんぱく質に人工的に作ったウィルスの殻(VLP)を加えた5つの抗原に対し、3種類の抗体(IgG抗体、IgM抗体、IgA抗体)をラテラルフローアッセイ(LFA)*という手法で検出するものです。
これにより、従来の抗体検査に比べ、圧倒的に精微な判定結果を検出できます。
マルチ抗原ー抗体検査は血液サンプル、唾液サンプルの両方に適応し、判定に要する時間は、わずか5分です。


※ラテラルフローアッセイは市販の妊娠検査と同じ原理
手順は、以下のようになります。
1. 1滴の唾液もしくは血液をサンプル孔に滴下する。
2. 2滴の専用バッファーをサンプル孔に滴下する。
3. 5分間放置する 。
4. サンプル孔の反応線をスマホで撮影し、スマホ専用ソフトからアップロードする。
5. 専用ソフトに判定結果が表示される。


ポストコロナ時代の新しい習慣として、こんな時にぜひマルチ抗原・抗体検査をご使用下さい。
≪使用タイミング≫
◆ コロナ感染抵抗性の証明として
◆ 集団での活動が想定される会議や大会の前に
◆ 国境をまたぐ移動の前後に
◆ 予防接種の効果判定に
◆ 入院加療の前に
COVID-19 Multi-Antigen-LFIA 主要開発メンバー
SCOTT M. KAHN PhD Founder, Alykomed Global Solutions LLC, USA, Japan Chairman, Biomarkers Council, ICAN, USA Former Member, Irving Cancer Center, Columbia University, USA | ![]() |
HIDEKI ISHIHARA PhD Partner, Alykomed Global Solutions LLC, USA, Japan Co-Founder, TriS Labo, Japan | ![]() |
PRABUDDHA KUMAR KUNDU PhD Co-founder & Managing Director, Premas Biotech Private Limited, India | ![]() |
NUPUR MEHROTA MD Cofounder & Director Operations, Premas Biotech Private Limited India | ![]() |
FRANZ GRUS MD, PhD CEO, maintect GmbH, Germany Professor, Experimental and Translational Ophthalmology, Johannes Gutenberg University | ![]() |
TAKASHI NIWA MD Chief Physician, Kanagawa Cardiovascular and Respiratory Center, Japan CEO, Medifellow Inc. | ![]() |
国際共同開発体制
COVID-19抗原
Premas Biotech Private Limited, India PRABUDDHA KUMAR KUNDU PhD マルチLFAプラットフォームmaintect GmbH, Germany
FRANZ GRUS MD, PhD
プロジェクト統括
Alykomed Global Solutions LLC, USA SCOTT M. KAHN PhD
評価医療機関(国内)
神奈川県立循環器呼吸器センター
丹羽崇 先生